グラナイト (花崗岩) は、世界で特に熱膨張率が低い天然素材のひとつであり、この特徴は、測定において非常に重要な要素となっています。
この天然グラナイトは、マグマが固まってできた火成岩で、地球深部に形成される深成岩の一種です。このグラナイトは、何百万年もかけて形成されるため、一般的な石にはない構造の安定性に優れた特性を持っています。
ELBO CONTROLLI NIKKEN 社は、この天然グラナイトを構造体に使用した工具のプリセッタや測定、検査を行うマシンを生産する唯一のメーカーであり、さらにこのグラナイトのスケールを使ったツールプリセッタの世界初で唯一のメーカーでもあります。
ミラノで開催された BIMU 2018 展示会で、製品ラインナップを締めくくる最新ツールプリセッタ E68LA モデルが発表されました。最大のニュースは、E68 シリーズの全マシン (X 軸と Z 軸) に装備されたグラナイト製の定規と目盛りの入った光学ガラスを用いた光学スケールの導入であり、まさに技術革命です。
これらふたつの素材 (グラナイトとガラス) は、ほぼ同レベルの熱膨張係数を持ち、非常に相性がいいのが特徴です。グラナイトの表面を平面にする加工技術が進んだことで、光学ガラスを用いた測定スケールを変形させることなく適用できるようになったのです。
さらにヘッド (GA) の設計も見直されました。中でも可動スライダーの機械構造に注目し、より簡素化し、バックラッシュを大幅に削減しました。
最新の光学スケール GS371 は、測定の世界では唯一のソリューションとなっており、高精度で熱安定性に優れ、機械的なキャリブレーションを必要としない測定システムです。
では、これまで以上の精度と高いパフォーマンスはどのように保証されるのでしょうか。それは、専用の固定器具を設計・製作し、一つずつ、厳格な基準を設けて、電気的・機械的検査を行うというシンプルなものです。ELBO CONTROLLI NIKKEN 社では、非常に精密な接着システムを開発、特許を取得し、この技術により、このふたつの素材の接着誤差を回避することに成功いたしました。
ELBO CONTROLLI NIKKEN 社の理念は、オペレーターの作業をできるだけ簡単にすることです。だからこそ、当社の製品は性能が良く、正確で使いやすいものが揃っています。ELBO CONTROLLI NIKKEN 社に最高レベルの技術研究に時間と資源を投じることを決断させ、さらにこれに応用できる独自のソリューションの開発を目指した理由はまさにそこにあるのです。


